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姜宝林氏の芸術
2019-08-03 20:23
来源:中国文化人物
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姜宝林氏の芸術創作過程は、中国の改革開放を実行して本当に世界に向かう全面的な過程にに符合して、彼の作品に体現されている現代性、国際性はこの社会変革時代過程の精神の描写でもある
中国文化人物編集長王保勝/撮影・報道
『大河上下』 97.5cm×93cm 2004年 姜宝林の作品
『黒白灰シリーズ2015•2号』 90×180cm 2015年姜宝林の作品
『2018•28号』 79.5x123cm 2018年 姜宝林の作品
『黒白灰シリーズ2016•3号』 70x138cm 2016年 姜宝林の作品
『黒白灰シリーズ2016•7号』 70x137cm 2016年姜宝林の作品
『2017•13号』 69x138cm 2017年姜宝林の作品
姜宝林は進んで国際文化芸術交流に参加、前後にしてイギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、スペイン、ポルトガル、ハンガリー、チリ、コートジボワール、韓国、香港及び台湾など国家・地域にて展覧会を開催、世界で中国文化を広げています。
『寂』 123×247cm 2001年 姜宝林による作品 中国美術館に収蔵
『黒白灰シリーズ2016.5号』 70x137cm 2016年姜宝林の作品
『2018•12号』 69x138cm 2018年 姜宝林の作品
姜宝林の考えでは、中国絵画の筆墨芸術は民族の立場に立ち、地道に筆墨の要求に着目し、筆墨に新しい時代の気質と感覚を与えてからこそ、この時代に属する中国絵画芸術作を創作することができます
『2017•17号』 69x138cm 2017年 姜宝林の作品
中国文化人物(編集長 王保勝)
中華文化は悠久なる歴史を誇り、今まで受け継がれ、中華民族と世界がともに分かち合うものです。誕生・発展してきたこの土地に根を下ろしてからこそ、文芸は一般民衆に受け入れられ、活気が注がれ、激変する世界文化で足元を固めることができます。「落其实者思其树,饮其流者怀其源」(実を食べるとその木を思い、水を飲むとその源を思う)の通りに、初心を忘れず、外来文化を吸収し、未来に目を向け、継承しながら転換し、見習いながら乗り越えることにより、中華文化の精華を体現し、中国人の美意識を反映し、今の中国価値観を広げ、さらに世界の進歩・潮流に相応しくて優れた作品をより多く創作し、我が国の文芸が鮮明なる中国色・スタイルで世界で聳え立たせます。
姜宝林は学問を修める時代に潘天寿、顾坤伯、陸俨少、陸維钊、李可染など大家から指導をいただき、中国民間美術と西方現代芸術を深く研究・吸収しました。ここ70年間において、生活への感想を絶えず抽出している中、姜宝林は次第に「筆墨とともに現代感」という芸術創作理念を定着させました。山水、花卉、書法を問わず、同氏は優れた腕前を持っていますが、それに止まることなく、山水と花卉の限界を突破し、書法と融合し、さらに中国特色のあり、現代美意識に合う新抽象水墨を形成するよう努めています。
モダー·ギラール-ジェスロン: 姜宝林の山水
——パリ個展前文
モダー·ギラール-ジェスロン
西洋では、最も崇高な絵画の種類は歴史画(政治的あるいは宗教的)である。一方、中国では10世紀以降、山水画だけを描いてきた。この分野が文人書道家の特徴であり、彼らは心にある体験で自然造化の運動を重視している。山水画は忠実すぎて現実を複製する意欲はないが、筆墨遊びが生んだ形を借りて、世界を作り直すだけだ。
構図と運動を重視し、直感的に絵画空間を探求し、人間と自然が調和し(人間は自然の中で万物と同列に並ぶ構成員の1つに過ぎず、決して自然の支配主宰者ではない)、生命のリズムを注意深く観察することなどは、いずれも中国の詩人・画家が創作する特徴である。彼らは千年の哲学的伝統から育てられたのだ。
姜宝林氏は中国で最も優れた芸術大学を卒業し、伝統の継承者であり、50歳までにも。しかし、彼は伝統絵画に新しい息吹を吹き込もうとした。この伝統的な絵画は、実践を批判しても美学探求しても、その限界に達している。
17世紀から、董其昌のような大家、あるいは朱耷のような怪傑は、すべての文人画の道を模索し尽くしたようで、姜宝林の勢いが強く、木刻を堅く堅持し極めて微妙な筆触で、力強い自然景観を見せてくれた。厳密な分析、あふれ出る命、自然の自然、様々な可能性に富む。姜宝林先生は斉白石をよく知っている。しかし彼は斉白石よりも、あるいは一時に革新的な張大千よりも、又は彼の法を用いた呉冠中よりも多く、また眩しいほど自由な譚思賢(音訳)よりも、よく分をわきまえて中国絵画を革新すると同時に、それを裏切らない。
彼は湿墨に精通している。彼の植物画では、湿墨の表現がこれほど成功しており、人々が葉の下の水蒸気を感じられるばかりだ。大きな布石にも精通し、茂っている枝や葉の下での夢の風景を見せてくれた。彼は微かで晴れた風景の中のおぼろげな光線の魔術師で、乾墨を使う達人で、新しい尺度で世界を創り直し、トリックながらも分を弁えた建築家で、強力なリズムと伸びやかな水墨の舞踊譜デザイナーである。彼は伝統的な文人山水画の色彩倉庫の中から色彩を選ぶのに長けている。これらの色は柔らかながらも、彼が的確で精通した筆触で描き出した景色を力強く見せてくれた。
壮大な大自然の荒野の風景、生命の片隅にいる動物、誰かの存在を示唆する家屋、これらすべてが抽象的な要素に分解されることができる。これらの要因は、相互のつながる中にこそ意味があるのだ。
簡潔さを好み、複雑な効果を排除することは、常に中国で最も優れた絵画を代表している。現在、姜宝林は永遠の中国に忠実し、簡単な毛筆墨塊、少しの色彩と非常に吸水した画仙紙、という同様の方法で、人々に魅力的で、詩的で静かな世界の景観、十分に西洋の観衆に受け入れられる景観をもたらしている。天上には天国があり、地上には蘇州と杭州があ。
私は思わず言いたいですが、姜宝林は意図的に杭州で生活することを選択したのであり、彼の杭州での生活は彼の芸術発展にとって大きな意義がある。
(本記事著者はパリ·ジミーオリエント美術館研究員)
マイケル・サリバン:姜宝林氏の芸術
文/マイケル・サリバン
姜宝林氏の重要な絵画展に文章を作成させていただいて、本当に光栄で楽しいと感じています。その原因は彼が現代に最も人を引きつける中国画家の一人で、彼の表現媒介が中国の伝統的な水墨と筆としていますが、同時にまた伝統的な観念に新しい風格を与えたからです。
姜氏より「線描」という作品に見識を発表するように依頼してくださいました。これは私にとって1つの挑戦ですが、中国の伝統的な「線描」がなんとか一気に書き上げる純粋な線の絵画芸術で、それが閻立本、李公麟などの「線描」の人物画大家に関連しているからです。姜氏の明らかな主旨は「線描」の技巧を山水画に用いるのですが、これが初めてだと言えます。
彼が魅力的な山水画を創作したのはすでに非常に明らかな事実になったのです。しかし、彼の「線描」技法が通常の意義上の「線描」技法ですか。明らかにそうではありません。それでは、それによってこれらの作品を書き損ないだと見なすことができますか。絶対にそうではありません!姜氏の「線描」山水説をそばに置いて、純真で感性の目でこれらの作品を見てみましょう。本当の芸術家が常に自分の感じたことを彼らの言葉に入れているというより、むしろ自分の絵を溶け込んでいるといったほうがよいのです。
姜宝林の作品について、先に観者に注目させるのは、彼のいわゆる「線描」が二種類のはっきりと異なっている山水画のことです。第一が完全に重なり合っている三角形の山坂から構成されているのですが、山が水の延伸のことを掲示しています。あれらの山坂は見渡す限り全て平行線に書かれて、まるで迷宮のようですが、優雅な代赭石とシアニンの自由自在さは画面に更に暖かさを増えているのです。もしあれらの平行線が震える意味合いを持たないことによって、山石が元気に満ちあふれるようにすると、作品に少し静かで生き生きとしないことが見えるようになるのです。これらの絵画を鑑賞する時、内部の音楽を聞きつけるようになり、そして震えと沈黙、動態と静態の間の微妙な対話に引きつけられるようになります。
これらの落ち着いている準幾何形の山水画が線描の風格を広げたといえば、姜宝林氏が90年代中期に創作した1組水墨画について何を言うべきですか。この絵画には短くて力度がある水墨線が織り交ぜて、紙にこのような力強い気勢を集めて、それによって画面の空間からあふれ出るようになります。姜宝林氏の話によると、潘天寿、陸俨少などに正統的な訓練を直接に受けた以外、またゴッホ、李可染、石魯という3名の表現性筆触の大家に夢中になっているそうですが、これは確かに見事な組合せです!ここで、彼の空間を通り抜けている線に対する限りがない感銘によって、マーク・トビー (Mark Tobey) とジャクソン・ポロック (Jackson Pollock)のような効果が見えるかもしれません。しかし、姜宝林氏のこれらの強力な作品はこれらの芸術家の風格に対する模擬だけではなく、彼らとの出会いをすでに徹底的に内在化にして、それによって彼らが姜氏の心の中の有機的な部分になったのです。
この2種類の全く異なっている絵を検討するのは意味合いがあります。1つが冷やかで超然としていて、落ち着いていて、わずかに震えているのですが、もう1つが少し動いて、気もそぞろではなくて、甚だしきに至っては激情が盛んになるのです。それらは姜宝林氏の個性の2つの方面を表現しているのですか。ただかれの友達だけが知っているでしょう。
しかし、これは問題のありかではありません。芸術は自分の言葉を述べていますが、その語彙は形体、線、色、運動、リズム、バランス、力度……です。まさにスーザン・ランゲ (Suzanne Langer)が言ったように、芸術が感情を形式に転化するのです。姜宝林氏の絵画をじっと見つめて、その中の静と動、恬然と激情などの対比に対して応答する時に、彼の形式をまた私達の感情に転化するようになります。これによって、私達は特殊な方式で彼を知っているのです。
このような体験は興奮させられるとともに、また満足感を深く感じさせます。
ラース・ベーゲルン:姜宝林氏の理性自然主義
文 / ラース・ベーゲルン
姜宝林(1942年に生まれ)がその同時代の中国画の画家の中で最も興味を持たせる革新者の一人なことを疑う余地がない。たくさんの大先輩の画家と同じで、彼は詩、書道と絵に優れているのですが、これはまさに革新達人がなくてはいけない頑丈な基礎となる。
たとえ彼のあれらの小幅の写意花卉画帖だとしても、本人が徐渭(1521年-1593年)、八大山人(1626年-1705年)と斉白石(1865年-1957年)などの個性が十分な大写意派芸術に心を引かれているので、淵源が明らになった。しかし彼は依然として動感、質素にと力度などで自分の韻律と気性を際立たせている。それらは洒脱で楽で、少で多を勝って、他人にきわめて目を楽しませる書道の趣を与えている。
しかし、その個人絵画風格の中に最も人目を引いている面は彼があのような虚実、張力、旺盛な空間を制御する時の並外れた感銘である。彼がきわめて密集した形式で空間を作り上げるのであるが、これは並行に矛盾する情理のようである。しかし、姜氏の場合、それがいつも画面のすべての空間効果に対する完璧なコントロールを意味しているのである。彼はどのように線と点で全体の画面を充実させるのか、はっきりと分かっていて、同時にその珍しさを感心させられる変化感、しなやか感と深度感が失われていない。この鮮明な姿によって、彼の芸術が他人と異なるようになった。
彼のいわゆる「意韻」を説明するよい例は彼が創作した秋のヘチマである。彼は先に幾重にも生き生きと独特の線形書道で書いて、更に心をこめて補佐として適切な灰色と浅棕の色調を入れて、描いた絵を紙に生き生きと現している。秋風がそよそよと吹いて、枝葉が巻き付いて、全てがまるで柔らかい光の中でぐるぐる回って拡張しているようであるが、またよくコントロールして、乱れても秩序がある。古いヘチマの特徴は独創的に繰り返して処理されて、そして「力」の抽象的な形式に昇格させている。このような古いヘチマがなければ、現実の中でこのよく変化している絵もないだろう。
しかし、どうして姜宝林氏が米国の同業者、例えばマーク・トビー(1890年-1976年)とブライス・マーデン(1938年-)と異なって、単純で抽象的な線に満足していないのか。彼が書きたいのはいつも触れることができる現実であるが、その芸術観念も「内包」に基づいているのである。彼にとって、抽象は具体的なサポートによって更に深い維度に達するのであるが、逆にも同じである。絵画はまさに抽象的なものと具体的なもので合成されたものであるが、そしてそれらを通じて意義、形態とリズムを際立たせだしているのである。そのため、姜宝林氏は明快でぼんやりしている様々な現実的な面を開く時に、純粋な装飾効果の抽象を超えているが、あれらの現実の面はまたいかなる人が理解と鑑賞ができる対象である。彼は密集性で変化性を作る時、私達の感知と理想の天地を広げて、また細部、筆触などの選択がまた広範な意義で他人に思考研究と理解をさせる。このようにすると、本当に驚かして危ないが、彼が急に自分を批判者に判定させるように交付したからである。彼の絵は他人に絵の対象を思い出させるが、同様に他人に過去に同類の題材を描いた画家達の作品と比較させるようになる。純粋な抽象は批判的な分析を引き付けることがあり得ないのである。自分の信念に基づいて、姜宝林氏はみごとに現実からヘチマ、フジ、ブドウ、クラブ、林や山水の美しさを再現する新しい形式と個性が富んでいる構造要素をくみ取った。彼はものを壊さず、いつもそれを何倍に展開しているのである。このようなの理性自然主義の優雅な方式は中国で悠久の歴史を持っており、姜宝林氏はその芸術性を新しい精神分野に限定して、そして広げている。
画家の斎白石氏(1865年-1959年)はかつて、「十年の木が林になるが、林を描く方法は一生を尽くしても全てを身に付けることができないかもしれない」と言った。長年間の探求によって、姜宝林氏は林の特定形式と内在の生命感を受けた。彼の作品は下記の3段階があるようである。まず、彼は木の構成を分解すること。次に、その異なる典型的な要素の真実な品質を分析すること。最後、その特徴で独自の視覚化の「林図」を創造すること。それによって林を再構造するようになる。彼は林木花卉の形態と装飾性に対する敏感性が入念で非常に細かくて、一般と異なって、彼の方法は渾然天成だとともに、また主観的で激越となっている。彼は伝統の限定を考えて、これらの限定に回帰して、それから更に思考と回帰を入れているが、このように繰り返している。彼はまさにこのような上品で礼儀正しい創作過程を通じて自分の理解力を昇格させて、進歩を受けたのです。彼の構図は全てのリズムと形式の元とする宇宙の力(「気」)の集まりとなった。それらはある種類の物だと言うより、むしろ現実に対する詳しい説明だと言ったほうがよい。あるものに酷似すると言うより、元気に満ちあふれると言ったほうがよい。
姜宝林氏の理性自然主義はその山水の高度個性的な演繹に更に鮮明に表現されている。彼は事実を歪曲せず、いつもこれのために「境地」を創造している。これはまさに彼が全ての地理位置の特殊な構造性に対する精神的感銘の総括である。私達は喜んでその新しい視野と新しい山水鑑賞方式を分かち合っている。山水画は陰陽の相互作用と相互補充を起源とする線形哲学観念の再現である。伝統的な見方は、陰陽の両極化の自然力が山水画の構図の各方面に影響を与えてそしてそれを統一すると思っている。姜宝林氏は古い芸術観念を発揮しているが、これは、「絵に何か追加しようとする場合、それを拡張する力を考えなければならない」のである。
抽象的と具体的な要素、線とリズムの相互作用を強調する同時に、姜宝林氏は先衛だと言える姿で自然の力を具体的に表している。時に彼は山の本当のものに注目して、鮮明なリズムとぐるぐる回る黒線の脈絡で次々と重なって描き出して、上端に赤いや黒い題辞を付けている。しかし、更に抽象的なのは彼の自分の「線描山水」である。ここで、山景の量、深さと雄壮偉大などは全て重複な「之」字の線形(あるいはぐるぐる回る線)とやさしい色調の段階を結合して表したのである。時に構図のある空白は湖水のイメージを与えて、私達を現実の中に持ち帰る。別の一部の構図に、木、石や家屋も同様な効果がある。時に私達は空白に疑問を持っているが、これが湖水なのか、雲なのか、それとも両者ともなのか。姜宝林氏は私達の創造的な反応を動かしている。彼は秩序を立てて自然の生命の脈に対する並外れた抽出と強化によって、構造的の描写の多い可能性を探究して、線と色がお互いに激励して、たとえきわめて抽象的な場合だとしても、また現実感が溢れている。
これらの近代的な構図の背後に、どんな根本的な思想があるのか。ある線描山水画の題辞と跋に、彼は「昔に線描の人物と線描の花卉があるが、ただ線描の山水がない」と説明した。姜宝林氏は、芸術家が他人に与える最も重要なものが比類がない喜びで、普通のものの新しい面をどのように再び発見して、享受して体験するのかという道のことを十分に知っている。そこで、彼が決意して証明しようとするのは線形構図の新しい要素と伝統的な観念の融合によって、中国の山水画という古い芸術を更新して改善して、それによってこの時代の人々の視覚要求にぴったり合うのである。それから、彼は中国の伝統的な民間芸術(木板年画、切り紙細工、壁画)と漢時代(紀元前206-西暦紀元220年)の画像レンガ、石刻などの線の運用方式を探求した。彼は更に西方油絵の技巧と線形構成を研究して、中国の「絵」の視覚観を広く開拓した。上記の探求のおかげで、彼はみごとに伝統的な山水構造を打ち破って、新しくて普通ではないものをいくつか創造した。新しい構図の中に、空間、距離と深度透視などの錯覚効果は独特の風格でこのような方法によって得たのであるが、即ち、生命力と浮動感が富んでいる薄い墨線が幾重にも多い幾何形式を畳んで、これらの線はまた蛇や煙のように着色がやさしい画面においてぐるぐる回っているのである。これらの構成は現代的な本質を備えているとともに、また古い観念を含んでおり、中国絵画史において非常に貴重な見本である。事実上、姜宝林氏はみごとに書道の墨線の視覚力を発展して、中国画の最も根本的な基礎を強化した。これは全世界に注目されるべき偉大な芸術成果である。彼の最近の作品は、民族的と国際的なものが何なのかについて偏見を持ったり、本質的に区別したりしてはいけないことを明らかに示した。これらの山水画は普通の意義で他人に喜びを与えて考えさせるだけではなく、同時にその強烈な抽象的な特徴で透視される全体の生命力が全ての文化障害を突き破る芸術力となった。
姜宝林氏は目を楽しませる墨の黒、色の純粋さと魂の静かさに向かむ簡潔な描きによって私達に一体になった深い考えの分野を提供してくれた。彼は、芸術が人生と互いに擁して、芸術が世界を変えることができると表明している。(ラース・ベーゲルン/スウェーデンルンド大学東方芸術史博士)
(中国文化人物)
(編集:趙建華)
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